2015年5月29日金曜日

Google、新OS「Android M」を発表。指紋認証にネイティブ対応、アプリ間インテントを改良

Googleは5月28日に開いた開発者イベント「Google I/O 2015」で新OS Android Mを発表しました。主な特徴は指紋認証へのネイティブ対応、アプリ間インテントの改善など。

Android Mは次期OSの仮称です。バージョンは6.0?になるのでしょうか。

主な特徴は下記の通り


  • アプリの要求権限をユーザーが自由に決められるように(位置情報・カメラ・マイク・連絡先・電話・SMS・カレンダー・センサーなど
  • Android OSの大きな特徴の一つ インテントが刷新。より効率よくアプリからアプリにアクセスできるようになりました
  • アプリからChromeブラウザの表示に切り替えてChromeの昨日が利用できる「Chromeカスタムタブ」が利用可能に
  • NFCを利用した決済プラットフォーム「Android Pay」が利用可能に。クレジットカードと連携可能。日本での提供はアナウンスされていない。
  • OSとして指紋認証をネイティブでサポート。ロック解除等に活用
  • Google Nowがブラッシュアップ。アプリからシームレスにGoogle検索でき、かつ文脈を読み取って回答してくれます。例えば音楽の再生中に「この人の本名は?」と聞くと、再生している音楽のアーティスト名を教えてくれるそうです。



なおUIの外観的にはAndroid 5.0 Lollipopから変化がありません。ただ次期メジャーリリースということもあり、内部仕様は大きく変更されているものと思われます。

経由:ITmedia